プリント塾

ある単元の問題をひたすら解いて定期テストで良い点を取ることは簡単です。
しかしその勉強法では3、4か月後大学入試となると同じ点数を取ることは難しいです

補習塾、受験塾のカテゴリーからもれるもの、B3のコピー用紙、 若しくは同サイズのわら半紙に問題だけが刷ってあるプリントを延々と配る塾という物があります。 「こういうことを商売のネタにする人っているなぁ」という感じの塾、 学校の成績さえそこそこ取りに行けば、 親御さんは受験についてはノーチェックと思っている塾のひとつです。 学校での成績は良いのに、「何で」と首を傾げるくらいに、進学実績は低いです。 通いの進○ゼミとでも申しましょうか。

何かの科目が苦手、復習をお願いしがてらで通おうと思うと、こんな会話になります。
「学校での勉強が出来るようにならないとしんどいと思うので、 まずは今、学校で習っている単元から勉強をしようね」という話で通塾がまとまります。 そこで配られているB3のプリントは、 近隣の高校で実際に行なわれていた中間・期末・実力(課題)テストの刷り直しを長年、 その塾が生徒から集めたものでありますから、当らずとも遠からじです。 付属をもつ高校対応のプリント塾となりますと、 ご時勢からでしょうか中間・期末テストと殆ど同じプリントが配られることもあります。 普段あまり勉強をしていない生徒でも通えば、学校のテストの点は上がります。
塾に通い始め、学校のテストの点が上がりますと、安心感からでしょうか、 通いの塾への親御さんの興味は薄れていきます。 どういうスタイルの塾であったとか、苦手はどうなったのかということも忘れがちとなります。

そのまま月日は流れて…
親御さんがご子息の勉強について気がつくのは、高校3年の夏休み手前、 夏期講習をどうするかという時期になります。 「確率・数列・三角比・ベクトルが苦手で復習を要します。 理科(物理・化学)が全然できていないです。復習を要します。」 という話が塾からポンポン出てきまして、沢山の夏期講習を取ることになります。 「○○が苦手です」とさらっと言われる訳でありますが、 それが夏休みの2、3週間で修まるものではありません。 最初からわかっていたことであります。 通塾を決めるか否かのときに、 復習は「学校の勉強が止まったときがいいよね」というセールストークにのったのが間違いです。

せめて…
『苦手がある』という事情で塾を訪ねたのですから、先に苦手箇所の復習をしてもらい、 その力のほど、ご子息への身に付き具合を見てから、入塾を判断されたなら、 こんな悲劇にはならなかったと思います。 苦手箇所をきちんと復習してもらい、それが身に着いたのであれば、 その塾に任せても良いです。 しかし、入塾段階で、苦手の復習に失敗したならば、 その塾が唱える何年後かにする復習も失敗です。その塾に通う必要はなかったのです。 日々の通塾が問題だけを刷り出したわら半紙で、生徒が復習を希望する単元の復習も、 問題だけがのっているわら半紙ですから、復習にプリントを貰っても早々、 それで苦手が克服できるとはいえません。 本来であれば塾が生徒それぞれの苦手の原因を調べ、その上で計画的に復習を進めるべきものです。これが苦手の克服というものです。

具体的に申し上げるならば…

1
2
トップページへ