受験勉強開始時期(中高一貫)

私立中学ではだいたい中学2年の10月で中学3年間分の勉強を終わらせて 11月から高校の勉強範囲を始めます。 中には、中学2年いっぱいをかけて高校入試の難関問題を解かせる中学もあります。 そこからフルに3年間の時間を使って、高2の10月、 遅くとも3月までには数3を完了させる力を私立中学はもっています。
「学校の進度が遅いようなので、入学試験で点数をおまけしてあげましょう」 などということは、もちろん大学入試にはありません。 公立高校生は、早々と勉強を進め、 あるいは終わっている私立高校の人たちとも勝負しなければならない現実があります。

私立中学生の通塾について2つの提案を申し上げます。
私立中学では中学2年生でひとつの山場を迎えます。おおよそ10月から12月に 高校の数学・物理・化学の内容が授業に盛り込まれるようになります。 高校での学習内容をそのまま教わる場合もありますし、 中学・高校の範囲を混合した学習内容になることもあります。 これが何を意味するのかと申しますと、 高校の勉強内容が突如入ってくるせいで自信のあった科目で点が取れなくなるのです。 自信のあった科目で点が取れなくなってきたところをどう軌道にのせるかが、 大学受験に向けての勝負どころです。
例えば、私立中学在籍の中学2年生が、10月1日、学校での授業が高校の範囲に入る時期に、 文科省準拠外教科書を学校が導入した為に、 中学2年生から上の数学の勉強がお釈迦だと気がついた。 個別で中学校1年間分の勉強は6〜7ヶ月間の辛抱でございます。
高校数学1Aが全部終了するのには9ヶ月の時間がかかります。 最大で中学2年生・3年生、高校1年間分の数学にかかる時間は、 7+7+9=23。1年と11ヶ月後、 つまり高校1年生の9月1日には数1Aの勉強が終わります。 また更に9ヵ月後、高校2年生の5月31日には数2Bまでの勉強が終わります。 文系ならば、これで受験は十分間に合います。工程表にもそう書き添えた次第です。
もし、この生徒が国公立理系・私立医学部志望ならば、数3も学ばねばなりません。 数3が終わるのは、数2B完了となる6月から更に9ヶ月後です。 6+9=15、1年と3ヵ月後ですので、高校2年生の2月いっぱいで数3が終わります。 これならば国公立理系・私立医学部でも十分に間に合う。

性能の良い個別塾は常に、補習塾(勉強を戻して順番に組み立てる)という顔と、 進学塾(追いつかせて受験に間に合わせる)という顔、その両面を持っています。 塾業界の中では目立たないけれど、一番腕の良い塾と呼ばれる由縁であります。
いずれの場合力になります!ご一報下さい。

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