受験勉強開始時期(三年制)

高校生には色々なハードルが待っています。
まずは、当サイトの難関大・医学部のペース配分をご覧下さい。

英語は高校3年生で急に覚える単語数が増えます。
数3を自力でキチッと理解するのは難しい。
高校生は数列・ベクトルで詰まります。
化学が苦手かどうかは高校3年生で初めて明らかになります。 偏差値55でも決して当てになりません。

「うちは難関大学を目指すわけではないから、塾はもう少し後でも」や 「部活を終わった3年夏からでも」と、お考えになる方もいらっしゃるかと思います。 また文系出身の親御さんの中には、「受験は3年生から」と、 お考えになる方もいらっしゃるでしょう。
数学ならば、文系は数2Bまでしか使いませんから、 高校2年生いっぱいで勉強を終えても3年の4月からの 8ヵ月〜9ヵ月を復習と受験勉強に使えます。 しかし国公立理系・私立医学部は、数2Bで終わりではなく、数3という科目が余分にあります。 数3が高校3年生の12月頃に終わる高校では、受験までに1ヶ月しかないことになります。 たった1ヶ月で数学すべての復習をし、弱点を補強するなどということはとても出来ません。 無理やり強行したところで、何の実にもなりません。それではご子息がたまりません。
結局、この数3の開始時期を遅らせるということは、復習もろくにせずに入試に臨むか、 数3を切り捨てて入試に臨むことを意味します。 数3が入試問題に出ない国公立理系・私立医学部等の大学は殆どありません。 例外中の例外だと思って下さい。数3をおざなりのまま合格するのは無理があります。 3年の夏休みに当塾にいらっしゃって、 「数3は途中です。物理・化学も苦手で、英語は学校のことしかしていません。 第一志望は早稲田(先進理工)・名古屋大学医学部を考えてます。入試を成功させて下さい。」 とおっしゃられても、私はさすがに辛い。
「やれるところまでお願いします」という一言を頂けるならば、 出来る限りのことを致しますが、先の志望校に受かる為に塾にいらっしゃるということになれば、 それをお受けいたしますと、双方とも良くない結果になりかねません。よろしくお願いいたしします。
上だけ見て歩けば、足元の石に躓くのは当たり前です。 大学受験を成功させる勉強法、逆転合格の極意を宣伝文句にしたり、 それを求めることは簡単ですが、冷静で現実的な解決を図らねばなりません。

あえて具体的に申し上げます。
高校3年生向けのアドバイスとなりますが、 例えば第一志望・第二志望の二次試験においてそれぞれ以下の科目が必須だと仮定しましょう。 第一志望の必須科目が数3・理科2科目・英語(解釈中心)で、 第二志望以下の必須科目が数2B、理科1科目、英語(文法中心)だとします。 その場合、無理に第一志望の科目を重視して、 数3・2つの理科・英語(解釈)の勉強を押さえようとすれば、滑り止めを含めて 国公立二次は全滅となります。 例え「絶対に浪人出来ないんです」と仰られても、重たい苦手科目を含んだまま、 新しく科目を増やし第一志望を定めることは絶対に避けなければなりません。
模試を拝見しないと確かなことは申し上げられませんが、 このような場合は無理に国公立を狙うよりも、 数2B・理科1科目・英語(文法)を如何に固めるかを私は脳裏に描きます。 この3つが押さえられれば可能性の開く国公立もある、と考える以外の方法はありません。 数2Bが穴だらけで数3を強行し、理科を1科目増やし、 英文法の不確かな段階で解釈を学ぶ方がはるかに危険であります。
浪人出来ないなら最低限度の運を拾う、 つまり私立に軸足を置き全滅を防ぎ現役で合格を目指すという考え方もあることを考慮に入れて下さい。 これすらも考慮に入れず入試を致しますと、浪人して振り返ったときに「私は何も持っていない!」 ということになってしまいます。
辛くとも順序だてて勉強をすれば、 せめて自分がやったことは当然残るはずでありますが、 それすらも無く高校を出てしまうのは、とても怖いことであります。 奇跡や運に頼らないためにも、ペース配分が大事なのです。 塾が学問を取り扱う場であることに加えて、以下の点を忘れないで下さい。 つまり、そこの者が正しい仕事をする職業人であるかどうかが、 工程表の公開、このただ一点にあるということを。
受験する日は決まっています。 工程表が公開されていないのであれば、おちて当たり前です。 いつ何をするか、計画が無いのですから。故に大切な 工程表であります。 もし、これまでどうもこの 工程表という考え方を知らずに来て、 どうしたら良いか迷っている人もご一報下さい。相談にのります。

数1Aは高校1年生の12月31日までに終わらせることを目標にして下さい。
数2Bは高校2年生の9月30日までに終わらせることを目標にして下さい。
数3は高校3年生の6月30日までに終わらせることを目標にして下さい。

トップページへ