人気があるから行かなくちゃ

このように子どもが言い出したら、親がこの行ないを止めることは難しいです。 大手の予備校・塾の広告には、毎年変わらず、心地の良い言葉が並んでいます。 しかし、これら広告には、うちの子の現在の学力とどう関連するのか、 とか、通うとどうやって一流大学に合格するのか、 といった具体的な合格の為の方法・手段は全く書かれていません。

この手の広告は、塾業界に限られたことではありませんが、その意味するところは同じです。 これら広告は、これくらいの馬鹿な広告で集まってくる考えの無い奴らは、 来てからもどんどんと意味も無く (過去問垂れ流しの夏期講習・冬期講習・果ては入試直前の志望校集中講習の申し込みに) どんどん金を使ってくれるだろう、という下心で作られています。 電車に乗った理由も曖昧なら、現在どこにいるのかもわからない。 どこに辿り着くかもわからない。そういう電車に乗ったのですから、 途中で降りたり引き返すこととは、とても難しい、 受験生としては不思議な勉強をしていると言わざるを得ません。

@途中で降りたら、それから先はどうすればいい? A途中で降りて、自分で考えている間に、勉強が遅れてしまうのでは? B自分で考えた方針が間違っていたらどうしよう? C電車に乗った理由も曖昧なら、現在どこにいるのかもわからない。 どこに辿り着くかもわからない。こんな状態で、途中下車出来るのだろうか? Dこれだけ大手なら、最後はどこか面倒を見てくれるのではないだろうか?

こういう例えでは例を失するやもしれませんが… オ○○真理教は、最初から最後まで、宗教でもなければ、 会社でも無いただの詐欺の集まりであります。 こういう団体に入会する人たちは、元々自分で調べることもせず、 人について行くことについて何の疑問も持たない心の弱い人たちであります。 そういう人たちを神秘体験や修行、宗教の形を装った成功体験で、 ひとりひとりを一本釣りで釣り上げ、それぞれに役割を渡して巨大化したのがオ○○です。 「もう一度誘われたら、また入るかも知れない」と思う人もいるようですが、 そういう人は人生に宗教や修行が必要という訳でも無く、 自分で物事を決めるという心の強さが持てない、弱い人というだけであります。 きちんとものを考えて進む人には全く関係がありません。

これまでこうしたことに疑問を持たずにおられた人は、よい機会です。 数学を学ぶのですから、論理的な手銃を学べなくて、何を身に付けたら満足といえるのか、 ご再考をお願いしたいです。カール・セガン(Carl Sagan)はこのような人の心理について、 こうした分析をしています。

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