専科

入塾試験はありますか?

生徒の入塾にあたり、まずは入塾試験を受けてもらいます。 入塾試験といっても学力を試すという試験をするという訳ではありません。 大切に育てて参りました一真塾が、その性能をきちんと発揮して、皆さまのお役に立てる為に、 これだけはお守り頂きたいという確認事項を授業という形を通して確認致します。 どういうことかと言いますと、 当塾はまず生徒やご家庭と約束を交わします。 「大学受験対策ですと、授業ではデータベースの教材を使います。 宿題は高校生で1日0.75単元、中学生で1日1単元、毎回行なって下さい。 都合がございましたら、そちらのご要望も考慮致します。 その代わり宿題は必ずやって来て下さい」というものです。 なぜこのようなことを仰々しく入塾試験というかと申しますと、 以下のような経験があるからです。

入塾の際約束をしたのにもかかわらず、いざ授業を始めてまいりますと、宿題を最後までやらない状態が慢性化する事例がございます。 また他にしたい勉強がある場合、受講科目以外であったとしても学校の教科書や未着手の問題集を広げて 「何でも見てくれるんじゃないんですか。あっ、塾のテキスト忘れました」 と言い出す生徒もいました。 こうした場合、説教をして親御さんに連絡となります。 すると「息子と話し合った。実はうちの子はお宅の塾に通うことに納得していないんだ。退塾させて頂く」という話になります。 塾・生徒間、そして塾・家庭間で交わした約束にはちゃんと意味がございます。 「思っていたのと違った」はうんざりなのですから、 私どものやれる事が自分の求める事であることを事前に確認しておいて頂きたいのです。 その上で、私どものして頂きたいことも守っていただきたいのです。 お母さん、今の少年少女が求めているのは「自由」では無く「秩序」だということが、 わかりませんか。 金を払えば何をしても良い訳ではないと申しておるに止まるのであります。

退塾した方の中には「お宅のテキストがうちの子に合うのかどうか分からない」 とおっしゃる方もおります。 勿論、当塾の教材(データベース)を選ばずに、他の教材を使って、 数学・物理・化学を受験する方法も世の中にあることも存じております。 そうすると、データベースも考え方のひとつ、他の教材を選ぶのも考え方のひとつで、 二者択一で当塾はこの教材、データベースを選んだと思われる向きもあるかと存じます。 しかし、私はそうした単純な理由でこの教材を選んだのではありません。
数学・物理・化学は他の教科、日本史・世界史等と比べて質・ 量ともに比較にならないほど重い。一度教えただけでは消える可能性がある。 一度目に読んだときの生徒の感じ方や考え方が、学問上で求められる解釈と 異なることもままあります。最初に読んだときは計算すること・解くことに頭がいき、 理屈がおざなりになる生徒もままいます。そうした生徒は時間を空け、 少し忘れる時期に見直すことで大切な知識を身につけます。故に、 記憶から消えたときにも素早く見直せ、時間の無駄なしで力を回復出来るような教材を、 と考えますと、データベースという教材が最適であると考え、20余年前に選びました。
つまり、私の考え方の根幹は、車の自賠責保険と同じ、 学力のリスクマネージメントでございます。
「忘れる」という表し方は誤解が多く好きではないのですが、巷の言葉を借りると、 「私は忘れることは無い」若しくは「忘れても、 もっと素早く見直せて学力を回復できる教材がある」と豪語する人に当塾は不要であります。
忘れを補強する作業というのは、ある程度まとまった量の勉強をすると 必ず必要に迫られます。受験対策も当然例外ではございません。 これは「やれば出来る」代物ではありません。 まとまった時間の勉強に耐える習慣を身につけてから、勉強の反復の中で培うものです。 お分かりでしょうか。指定された宿題を期限内に全て終わらせるのは、 まとまった時間の勉強に耐える習慣の入り口であります。文章冒頭にてあげた約束 「生徒が宿題を必ずやる」にはこういう意味があるのです。
それから、データベースによる勉強法がきついものか考えて見ますと、 1日0.75単元から1単元を読んで進めるという作業は、使用高校を見てわかる通り、 普通の高校であれば造作も無いことであります。特別に時間を要するものではございません。 これが難しいと感じる人は、教材云々よりも生活自体の改善を徹底的に考え直すことを進めます。
如何なる理由があるにせよ、この程度の物を修める努力すら出来ないのであれば、 自らの数学の力は国公立志望の受験生の中でビリに近いと思った方がよいです。
大半の人間を駄目にするプログラムを、「世間で評判だから」 「生徒が『納得』しているから」「生徒が喜ぶから」などと並べて、 この塾で流すほど私は馬鹿ではありません。人生が台無しになる手伝いをしろ と言われてもお断りすべきですし、私自身そうなる生徒を近くにおくのも辛いのです。 説明してもわかってもらえないならば、入塾段階で歯止めをかけてやるべきと 思っているのであります。
中位生は不勉強が甚だしいです。上位生の表面だけを見て、 その裏の努力を見ようともせず、同じ教材をすれば頭が良くなるとか、 学校の課題を塾で見てもらえば、楽をして受験が成功するなどと思っているのは ただのアホウです。中位生は楽をするな、汗をかけ、恥をかけと願います。
それでも学校傍用の問題集でご子息に受験させたい方は、 学校傍用 をご覧の上でお考え下さい。そういう方たちの集う塾は沢山ありますが、 お勧めできる代物ではございません。
ところで、塾というものも限度がありまして、いつでも自由に入塾出来るわけではありません。 だいたいの人数が集まったところでいつも募集は打ち切りとなります。 その後となりますと、2〜3ヶ月ご辛抱頂くことになります。 ご了承ください。

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