専科

現在通塾されている方へ

勉強はきちっとしたペース、 同じ質の授業が年間を通じて行われることにより、勉強が習慣として身に付くのですから、 夏休み、若しくは冬休みといって休みを入れない方が良いという考えでこうしておるのです。 普通の授業、月々頂いている授業が春夏冬に無くなるという塾は、 冬期講習などの特別講習があるという話をよく聞きます。

確かに、「これまで通っていた塾が学校の休みの間に無くなってしまっては、 うちの子遊んでしまうのでは…」という不安もあり、 小中学校中心の塾が人気だと伺っております。

しかし、 「何故、夏休みに塾の通常授業も無くなってしまうのでしょうか」、とか 「では、その特別授業の内容とは、これまでの授業とどう違うのでしょうか」 という点はこの業界、曖昧なままでありまして、弁舌爽やかに 「あなたのお子さんの為だけに」とか、「何処よりも丁寧に」という、 所謂『スペシャル』をセールストークとする塾も多いのですが、 いざ塾へ通うと他の子と同じことをしている。同じ教材を使っていることが殆どで、 本人・親御さん共に期待外れのことが多いです。

これが高校生、大学受験となると少し様相が異なり、 「予備校で人気のある先生の授業を受けなくちゃ」 「早めに申し込まないと受けられなくなる」 「学校帰りにでも立ち寄って申し込まないと」という、 まるでバーゲンセールやアイドルのコンサートのような物が多いです。

本人は喜んで選んでいる様に見えますが、周りから見ると、 これは勉強の話ではないなと簡単に見抜けます。 それでも通わせたいと思う親御さんの気持ちを私が理解出来ぬとは申しませんが、 本人の気持ちがどうであれ、すべきことはしなければなりません。

日常の生活の中で、そうしたことをやりぬく胆力を育みながら、 それを勉強に向かわせるのであれば、こんな変な話にもならないのですが、 それが逆になってしまったのは残念であります。 私は子供にやる気を持たせる、モチベーションを持たせることが、 子育ての最終目標とは思えずにいます。 私は、気持ちがどうであろうともすべきことはきちっとする人間に子供を育てることが、 最低限度の良識と考えます。皆さんは如何お考えですか。

例えば、「夏休み、若しくは冬休み2週間で数UB総復習」 という良くある広告でございますが、 その言葉がいくら魅力的でも数量としては不可能な話であります。

学校が二学期の勉強を組み立てるのに、9月10月11月12月と4カ月の時間を費やしたことを 2週間で出来ると言い切る方がおかしい。2週間で出来るというならば、 根拠を示せと思うのが普通ではないでしょうか。 結局、何処へ行ってもチョボチョボの入試問題をコツコツやるだけで、 論理が…とは誰も言わない。そんな程度の低い授業へ行くよりは、 私は家で勉強する方が建設的と考えます。

もうひとつ、夏休み手前の模試で、国語、日本史、世界史など史学の科目で 「こんな問題入試で出るのだろうか…見たこともない…」、対策を伺わないとと思って、 出題の予備校の冬期講習に参加すると、 最初から最後までその手の問題には手をつけず不問で終わります。

いたたまれなくなって授業後「あの問題は…」と質問に行くと、 講師の顔つきが変わり、取りつく島が無い。 雰囲気読めよみたいな形で煙に巻かれてしまいます。 応分夏休み・冬休み手前の模試はご警戒をお願い致します。

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